一条工務店の床材選び|モクリア・石目調と実邸の色合わせ

モクリアのライト・ウォールナット、石目調のグレー、ギンネズの畳。わが家の床材と色合わせを実邸写真で紹介します。

明るい木目の床と巾木、グレーの壁、木目の建具を合わせた室内

木目の床にするか、すっきりした石目調にするか。サンプルを並べているときには小さな違いに見えても、部屋いっぱいに広がると印象は変わります。床だけを見て決めたいのに、気付けば建具や家具の色まで気になってくる。床材選びは、思った以上に家全体の話になるんですよね。

こんにちは、SENです。子ども2人との4人家族で、一条工務店のグラン・スマートの平屋を建て、引き渡しを迎えました。わが家で選んだのは、モクリアの「ライト・ウォールナット」、石目調フローリングの「グレー」、そして「ギンネズ」の畳です。実際の写真と採用した色を紹介しながら、床材選びで確認したいことをまとめます。

僕がおすすめしたいのは、好きな見た目を入り口にして、使う場所・手入れ・差額の順に確かめることです。人気の色を選べば誰にでも合う、というわけではありません。家族がどう暮らしたいかまで含めて選ぶと、打ち合わせで聞くこともはっきりしてきます。

この記事で分かること

  • わが家で採用した床材・畳の品名と色
  • 実際の写真で見る、木目・グレー・建具の合わせ方
  • モクリア・石目調・天然木の違いと手入れの確認点
  • 標準仕様と追加費用を打ち合わせで確かめる方法
モクリアのライト・ウォールナットの床と木目の巾木、グレーの壁、建具を合わせた室内
わが家の床はモクリアのライト・ウォールナット(LWT)。木目の巾木や建具との色合わせも見られます。窓の外景はプライバシー保護のためAI加工しています。 写真をタップすると全体を見られます。

写真はわが家の実例です。色は撮影時の光や画面の設定で違って見えます。商品の説明は2026年9月に確認した公式情報をもとにしていますが、選べる床材・色・採用範囲はご自身の契約仕様でご確認ください。

わが家が選んだ床材と色

まず、採用した名前を一覧にしました。明るい木目をベースに、石目調のグレーと畳を組み合わせています。木とグレーが一緒に見える、家全体の色合いがとても気に入っています。

SEN邸で採用した床材・畳・造作色
仕上げ品名・色
木目の床MOQULIA(モクリア)
ライト・ウォールナット(LWT)
石目調の床一条工務店オリジナル
石目調フローリング
グレー
畳スペース畳(縁なし半帖タイプ)
ギンネズ
造作・建具造作色:ライト(GLT)
建具色:造作色合わせ

採用時の仕様書に記載された名称です。LWTとGLTは色のコードで、製品型番とは区別しています。石目調フローリングと畳は品名・色名までの記載のため、メーカー型番は載せていません。

モクリアはリビングの木目部分や主寝室、子ども部屋などに採用。石目調フローリングはホール、LDKの一部、脱衣室、トイレ、ユーティリティに使っています。LDKも一種類の床でそろえたわけではなく、木目・石目調・畳を場所に応じて組み合わせています。

「ライト」という名前が共通でも、床のライト・ウォールナットと造作のライトは別の色名です。同じ色だと思って選ぶのではなく、サンプルを隣に置いて、明るさや木目の違いまで見るとイメージしやすくなります。

床材は、色と素材を分けて考える

「木の床」「グレーの床」という呼び方だけでは、素材も手入れの方法も決まりません。最初に見た目と構造を分けておくと、候補が整理しやすくなります。

木目が見えても、無垢とは限らない

木目を表現したシートを使う床材もあれば、表面に天然木を使う床材もあります。同じような茶色でも、何でできているかは別の話です。カタログでは、色名だけでなく「シート」「挽き板」「突き板」「無垢」といった説明も一緒に見てください。

挽き板や突き板は、天然木を表面に使った複合フローリングでも登場する言葉です。「天然木を使っている」ことと、板全体が一枚の木でできていることを混同しないのがポイント。どちらが上というより、見た目のばらつきや手入れ、採用条件を知るための区別です。

気になる実例を見つけたら、「このくらいの明るさと木目が好みです」と担当者へ見せてみてください。写真だけで品番を決めるより、近い雰囲気の候補を出してもらい、実物のサンプルで比べる方が選びやすいと思います。

石目調は、本物の石という意味ではない

「石目調」は、石のような模様や表情を表す言葉です。それだけで、天然石、タイル、フローリング、シートのどれかは決まりません。玄関のタイルと室内の石目調フローリングを、同じ素材として扱わないようにしたいところです。

たとえば「水まわりをグレーにしたい」と考えたら、色の希望に加えて、そこで選べる製品の名前と素材を確認します。石のように見えるから冷たい、フローリングだから水に弱い、と見た目だけで決めつけず、採用品の説明を聞いてから比べましょう。

一条工務店の床材を比べるときの軸

候補表やブログでよく見かける名称を、比較するときの質問に置き換えてみます。下の表は全商品の標準仕様一覧ではなく、担当者と候補を絞るための整理です。

比較する候補まず見るところ担当者へ聞きたいこと
モクリア木目の表情、溝、端部の仕上がり採用できる色・場所と、契約上の標準範囲
石目調フローリング柄の大きさ、光沢、木目の床との境目選べる製品と、居室・水まわりでの扱い
天然木を表面に使う床材木目や色の個体差、表面の触り心地対応品番、床暖房との組み合わせ、差額
そのほかの標準床材現在の仕様書に載っている候補他の候補へ変更すると何が変わるか

表は左右にスクロールできます。採用可否と追加費用は、商品・契約時期・施工範囲ごとに確認してください。

モクリアは端部と溝も見る

一条工務店のモクリアは、木目調シートを小口面まで巻いたオリジナル床材です。公式の説明では、面取りした角や、掃除に配慮した溝の形状、ワックスがけを必要としないことなどが紹介されています。

サンプルを見るなら、表面の木目だけでなく、板と板のつなぎ目や端にも目を向けてみてください。足で触れる印象と、立って見た印象は別です。子どもが床で遊ぶ場面を考える方なら、見た目の好みに加えて、日々の掃除の仕方も知っておくと選びやすくなります。

ただし、手入れに配慮した床材でも、傷や汚れが一切付かないわけではありません。「水に強い」という特徴も、水を放置してよいという意味には取らず、使い方は取扱説明に沿って確認しましょう。出典:一条工務店「モクリア」概要

天然木の床は、製品ごとに確認する

天然木の表情を重視するなら、挽き板などを表面に使う床材も比較対象になります。朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアム STANDARDは、天然木の無垢材を表面に使った挽き板化粧フロアとして紹介され、床暖房にも対応しています。

ここで分けたいのは、メーカーの床暖房対応と、一条工務店の自分の家で採用できるか、という2つです。製品として対応していても、そのまま希望の品番を組み合わせられるとは限りません。採用可否、施工条件、保証の扱いまで担当者へ確認してください。出典:朝日ウッドテック「ライブナチュラルプレミアム STANDARD」

サンプルは一枚だけでなく、色や木目の違うものも見せてもらうとイメージしやすいです。木の表情の違いを楽しみたいのか、床全体の色をなるべくそろえたいのか。自分の好みがどちらに近いかを、家族で話す材料になります。

わが家の写真で見る床の合わせ方

ここからは、モクリアのライト・ウォールナットと、石目調のグレー、ギンネズの畳が実際にどう見えるかを紹介します。一つの素材だけでなく、隣り合う部分まで見てもらうと、部屋全体を想像しやすいと思います。

床・巾木・建具を一緒に見る

冒頭の写真は、モクリアのライト・ウォールナットを使った室内です。床と壁の境にある細い巾木にも木目が入り、ライト(GLT)に合わせた建具が並びます。色も木目も完全に同じではありませんが、近い明るさの木の色がつながり、床だけが独立して見えないところが好きです。建具との合わせ方は室内ドア選びの実例でも紹介しています。

巾木を床に寄せるか、壁になじませるかでも印象は変わります。どちらかを正解にせず、床のサンプルの上に建具と巾木のサンプルを並べ、壁との組み合わせまで確認してみてください。小さな部材ですが、部屋を一周するので、完成後には意外と目に入る部分です。

家全体の色合わせは、わが家の内装を紹介した記事にまとめています。床を決める段階では、「この床色が好き」から一歩進んで、残したい家具や建具と隣り合った状態を見ておくとよさそうです。

畳との境目にも目を向ける

ギンネズの縁なし半帖畳と、隣り合うモクリアのライト・ウォールナットの床
畳は縁なし半帖タイプのギンネズ。明るい木目の床と並ぶと、落ち着いたグレーが引き立ちます。 写真をタップすると全体を見られます。

こちらは、木目の床に接するわが家の畳スペースです。畳は縁なし半帖タイプの「ギンネズ」。モクリアのライト・ウォールナットにグレー系の畳が接するので、畳だけを見たときより、周囲の木目まで入れる方が部屋の雰囲気が伝わるのではないでしょうか。

境目には細い部材が入り、床の張り方向と畳の並びが切り替わっています。こうした取り合いは、それぞれのサンプルを別々に見るだけでは想像しにくいところ。「この2つが接する部分は、どんな仕上がりになりますか」と図面を指して聞いておくと具体的です。

段差の有無や寸法は写真から測らず、図面と仕上がりで確認します。ロボット掃除機を使いたい場合も、「見た目は平らだから大丈夫」とせず、実際の段差と機器の条件を合わせて見てください。同じギンネズでも光や見る向きで印象が変わるので、色を選ぶときは実物の見本も確かめておくと安心です。

グレー系の床は周囲の色も合わせる

木目の棚の間に広がる石目調フローリングのグレーと、奥の木目の床との境目
棚のある通路には石目調フローリングのグレーを採用。奥の木目の床とのつながりも見られます。窓の外景とラベルはプライバシー保護のためAI加工しています。 写真をタップすると全体を見られます。

棚のある通路に見えるのは、一条工務店オリジナルの石目調フローリング「グレー」です。木目の棚と明るい壁が隣り合うことで、同じ家のモクリアとは違う表情になっています。グレーと聞くと冷たい印象を想像しがちですが、周囲の木の色が入ると、また違って見えますね。

水まわりの床を変えたい場合は、その部屋だけで完結させず、廊下や隣の部屋から見たつながりも確認したいところです。扉を閉めたときだけでなく、普段開けて使うなら、開けたときにどこで色が切り替わるかまで見ておくと選びやすくなります。

色選びは、明るさと家具まで確かめる

同じ床でも、窓から入る光や照明、置く家具によって見え方が変わります。SNSの一枚をそのまま答えにせず、好きだと思った理由を探してみてください。

サンプルは床に置いて見比べる

床のサンプルを顔の前に立てて見るのと、床に置いて見下ろすのとでは、光の当たり方が違います。できる範囲で実際の向きに置き、立った位置と座った位置の両方から見てみましょう。

候補が2つまで絞れたら、片方ずつ別の場所で見るより、同じ場所へ並べる方が違いをつかみやすいです。昼の自然光と照明をつけた状態で写真を残すなら、どの候補か分かるメモも一緒に。写真を加工して色をそろえてしまうと判断しにくいので、比較用は元の状態を残しておきます。

わが家の掲載写真も、商品カタログの色見本ではありません。「同じ画面の色にしたい」と決めるのではなく、明るさや木目、隣にある色の組み合わせを見るために使ってもらえたらうれしいです。

汚れの見え方に万能な色はない

床の色を調べると、「この色なら汚れが目立たない」という話を見かけます。ただ、髪の毛、白っぽいほこり、食べこぼしでは色が違いますし、光が当たる角度でも気付きやすさは変わります。

ご自身が気になるのは、床全体のほこりなのか、洗面まわりの髪の毛なのか。今の住まいで掃除のときに気付くことを思い返すと、比べたい点が見つかります。わが家では長期の汚れや傷をまだ比較できていないので、写真の印象だけで「この色は掃除が楽」とは決めないようにしています。

家具が入ると床の見える面積も変わります。大きなラグを敷く予定があるなら、床を覆う範囲と見せる範囲を図面へ描いてみるのも一つの方法です。椅子の脚やテーブルの色まで入れて比べると、床単体の好みとは違う答えになるかもしれません。

張り方向と切り替える位置も確認

床材の色が同じでも、板の線がどちらへ続くかで見え方は変わります。細長い通路、広いリビング、扉で区切る個室では、目に入る方向も違います。好みの実例を見つけたら、色と一緒に板の向きも見ておくと、何に惹かれたのかを伝えやすくなります。

ただ、写真で気に入った向きを、そのまま各部屋へ自由に指定できるとは限りません。施工上の条件もあるので、「この向きで張れますか」「隣の部屋とはどうつながりますか」と、図面の上で確認するのがおすすめです。床材の名前と色だけで打ち合わせを終えず、矢印で張り方向まで共有できると見返しやすくなります。

異なる床を合わせる場合は、どこで切り替わるかも大切です。扉の下なのか、開口部の手前なのか、収納の奥まで同じ床なのか。わが家の通路の写真でも、グレー系の床と奥の木目の床が一度に見えます。「扉を開けていることが多い場所」から考えると、境目を確認する意味が分かりやすいと思います。

境目に使う部材の色や幅は、小さなサンプルだけでは分かりにくい部分です。可能なら近い施工例も見せてもらいましょう。見た目だけでなく、足が触れる部分の段差や掃除のしやすさも質問できます。採用する仕上げに合わせた回答をもらい、その内容を最終図面や仕様書に残しておくと安心です。

傷・水・床暖房で確認したいこと

床は見て楽しむだけでなく、毎日歩き、物を置く場所です。傷を防ぐ方法や手入れは、商品名が決まってから具体的に確かめましょう。

傷への強さと、補修方法は別に聞く

「傷に強い」という説明を聞いたら、家具を引きずる傷、物を落としたへこみ、砂などによる細かな傷をまとめて考えず、心配している場面を伝えます。小さな子どもがいるなら、おもちゃを落とす、椅子を動かすといった場面が気になるかもしれません。

併せて聞いておきたいのが、傷が付いた後の相談先です。自分で補修材を塗ってよいのか、部分的な補修を依頼できるのか、保証の対象になるのはどんな場合か。耐久性の説明だけでなく、困ったときの対応が分かっていると、扱い方も考えやすくなります。

フェルトや保護マットも、何でも使えるとは限りません。床材との相性や、汚れを挟んだまま使わないための点検を含めて確認します。これから購入するなら、床の品番を控えておくと販売店にも相談しやすいです。

水に強くても、放置を前提にしない

飲み物をこぼしたとき、洗面台の下が濡れたとき。床の表面だけでなく、つなぎ目や端の扱いも気になります。水をこぼした場合の拭き方と、使ってよい洗剤は、引き渡し時の資料や取扱説明で確認しておきたいことです。

「ワックス不要」と「掃除不要」も違います。モクリアの公式説明にあるワックス不要という特徴を、どの床材にも使える手入れ方法へ広げないようにしてください。別の製品の手入れ記事を読んだときも、その方法が自宅の床に合うかが先です。

スチーム、水拭きロボット、アルコールを含む製品、研磨力のあるスポンジなどを使いたいときは、購入や使用の前に適否を確かめます。汚れが落ちないからと洗剤を次々に変えるより、汚れの種類と使ったものを伝えて相談する方が、床を傷めずに済む方法を探しやすくなります。

床暖房とラグは組み合わせで確認

床暖房のある家では、床材だけでなく、その上に置くラグやマットも確認したいところです。製品の「床暖房対応」表示に加え、床材側・暖房設備側の注意事項と合うかを見ます。

ここで、わが家の冬の暖かさや電気代を結論にすることはできません。まだ季節を通した記録がないからです。今は採用した床の見た目と確認方法を紹介し、実際の暖まり方や使い心地は、条件を残しながら別にお伝えしていきたいと思っています。

コーティングや強い洗剤は、床の仕様を確かめてから。見た目をきれいにするつもりでも、艶や滑りやすさ、補修・保証の扱いに関わることがあります。まず施工会社と床材の窓口へ、採用品番を伝えて確認してください。

標準仕様と差額は、部屋ごとに確認

好きな床材が見つかったら、次は自分の契約で選べるか、どこまで採用できるかを確認します。他の施主の金額を、そのまま自分の追加費用に当てはめないことが大切です。

「標準です」の範囲をそろえる

標準と説明されたときも、家のどの場所までを指すかを聞いておきましょう。居室、水まわり、収納の中など、部屋によって候補や扱いが違うかもしれません。商品名だけをメモするより、図面の各部屋に床材を書き込んでもらう方が見返しやすいです。

一条工務店の商品や契約時期が異なる記事では、同じ名前の床材でも追加費用の説明が違うことがあります。調べた記事は質問の材料にして、自分の契約に適用する回答は現在の仕様書と見積もりでそろえてください。

差額は施工範囲も一緒に比べる

追加費用を聞くときは、坪単価なのか、面積単価なのか、部屋単位なのかまで確認します。一部の部屋だけ変更した案と、広い範囲を変更した案では、総額が変わるのは当然です。

床材の費用だけでなく、関連する施工や境目の部材、巾木などが見積もりに含まれているかも聞いておくと安心です。税抜・税込をそろえ、最終的に増える金額で比べましょう。金額が合わなければ、好みを諦める前に、採用する部屋を絞った案も相談できます。

比較のメモは、「候補A:居室だけ変更」「候補B:収納の中まで変更」のように、金額の横へ施工範囲を書き添えます。片方の見積もりだけに巾木や境目の部材が含まれていれば、単純な金額差では比べられません。どこを同じ条件にして比べたかが分かる形で、見積もりを出してもらいましょう。

さらに、変更できる期限も聞いておくと予定を立てやすくなります。サンプルを見直してから決めたい場合は、次の打ち合わせまで待てるのか、いつ発注が確定するのかを先に確認します。色を決めた後の変更についても、可否と費用をその都度確かめてください。

図面で施工範囲や境目が分かりにくい場合は、図面の見方をまとめた記事も使ってみてください。色の希望と、実際に変更する範囲を同じ図で共有すると、認識の違いを減らしやすくなります。

打ち合わせに持っていく確認リスト

次の打ち合わせでは、床の色名だけでなく、何が気になっているかも一緒に持っていくと話が進みます。選ぶ前と決めた後で、確認することを分けてみました。

候補を比べるとき

  • 自分の商品・契約で選べる床材と色を確認する
  • 床に置いたサンプルを、建具・巾木・家具の色と比べる
  • 水、傷、掃除について気になる場面を伝える
  • 天然木の場合は、木目や色の個体差も見せてもらう

採用を決めるとき

  • 部屋ごとの商品名・色番号・張り方向を図面と合わせる
  • 床を切り替える位置と、境目の仕上がりを確認する
  • 施工範囲・関連費用・税込の差額を見積もりで確認する
  • 掃除用品・保護マット・コーティングの適否を確認する

引き渡しを迎えたら、家具が少ないうちに床全体と境目の写真を残しておくと、後で見返せます。気になる跡があった場合も、それがいつからあったのかを説明する材料になります。ただし、写真だけで施工不良と決めず、場所と状態を担当者に確認してもらってください。

わが家もこれから暮らしの記録を増やしていくところです。見た目の好みは写真で伝えられますが、傷の付き方、汚れの落としやすさ、床暖房を使ったときの感覚は、実際の条件がそろってからお伝えしたいと思っています。

床材選びでよくある疑問

最後に、名称や手入れで混同しやすい点をまとめます。

一条工務店のモクリアは無垢床ですか?

モクリアは木目調シートを使った一条工務店オリジナルの床材です。板全体が天然木の一枚板でできた無垢フローリングとは区別して考えます。

石目調フローリングは本物の石ですか?

石目調は石のような柄や表情を指す言葉で、本物の石でできているという意味ではありません。採用する製品名と素材、使える場所を仕様書で確認してください。

モクリアはワックスが必要ですか?

一条工務店の公式説明では、モクリアはワックスがけ不要とされています。日々の掃除は必要です。洗剤やコーティングの適否は、自宅の採用品に対応した取扱説明や窓口で確認しましょう。

グラン・スマートなら好きな床材を選べますか?

商品名だけでは採用可否や追加費用を判断できません。契約時期、選ぶ品番、施工する場所などをそろえて、現在の仕様書と見積もりで確認してください。

SEN邸で採用した床材と畳の色は何ですか?

木目の床はモクリアのライト・ウォールナット(色コードLWT)、石目調フローリングは一条工務店オリジナルのグレー、畳は縁なし半帖タイプのギンネズです。造作色はライト(GLT)、建具色は造作色合わせにしています。写真は光や画面の設定で色が違って見えるため、色選びでは実物サンプルも確認してください。

好きな床を、暮らしに合う形で選ぶ

床材を選ぶときは、素材と見た目を分け、床だけでなく建具・巾木・家具との組み合わせを見る。そのうえで、使う場所と手入れ、追加費用を確かめていくと、自分たちに必要な条件を整理できます。

わが家の木目の床やグレー系の床、畳の写真も、「同じものにするため」だけでなく、「自分なら何を合わせたいか」を考える材料になればうれしいです。どれか一つを万人向けの正解にせず、毎日見る床として気に入れるかを大事にしたいですね。

まずは候補を2つ選び、同じ場所で建具や家具の色と並べてみてください。違いが見えたら、採用できる範囲と手入れを担当者に聞く。そこまで確かめると、写真を眺めるだけのときより判断しやすくなると思います。

OWNER REFERRAL

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