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洗濯物をしまいやすくしたくてファミクロをつくるのに、家族が着替える場所からは遠くなる。収納の間取りは、「しまう人」と「使う人」の両方から考えると、見え方が変わります。
こんにちは、SENです。僕は一条工務店のグラン・スマートで、子ども2人を含む4人家族の平屋を建てています。広さは約33坪。わが家では、ファミリークローゼットと脱衣・洗濯スペースを近づけ、洗面と脱衣を分けました。
間取りは、Instagramなどで気に入ったものをたくさん見て、設計者へ希望を渡しながら決めました。この記事では、わが家の配置を紹介しながら、服の量の測り方、通路の見方、家族で使うときの注意点を整理します。まだ入居前なので、実際にどれだけ入るかや使い心地は、暮らし始めてから追記していきます。
この記事で分かること
- 一条工務店の収納で、標準仕様と個別に確認したいこと
- 約33坪の平屋で、ファミクロと水回りを近づけた配置
- 服の量・通路・湿気・家族の使い方を確かめる方法
- 設計者へ渡せる収納チェックリスト
収納は畳数だけで決めない
最初に整理したいのは、「広い収納が欲しい」の中身です。服、掃除機、日用品のストック。全部をひとまとめにすると、必要な広さも場所も見えにくくなります。
たとえば、帰宅して脱いだ上着と、入浴後に着るパジャマは、同じ衣類でも手に取りたい場所が違います。大きな収納を家の一角に用意しても、使うたびに取りに行くのが面倒なら、椅子やソファに置いたままになるかもしれません。
何畳つくるかより先に、何を、誰が、どこで使って戻すかを決める。服をまとめる便利さと、家族それぞれが取りに行く手間を、両方見ておくことが大切です。
約33坪の平屋では、収納を広げる分だけ、ほかの部屋や通路との調整が必要になります。「収納が多い家」より「必要なものが戻せる家」を目指すと、むやみに面積を増やさずに考えられます。
一条工務店の収納で確認すること
一条工務店の収納は、部屋の名前だけでなく、中のつくりまで見て選びたいところです。同じクローゼットでも、長い服を掛けたいのか、畳んだ服を入れたいのかで、必要な棚やパイプの配置が変わります。
公式の収納ページには、システムクローゼット、ウォークインクローゼット、シューズクローク、自在棚などが掲載されています。同じページには、収納の仕様はシリーズごとに異なり、標準仕様も商品タイプや建築条件で変わるという注記があります。写真に写っている収納が、そのまま全部付くわけではありません。出典:一条工務店公式「収納が叶えるゆとりある暮らし」(2026年9月5日確認)
打ち合わせでは、「この収納は標準ですか」に加えて、場所・サイズ・内部の棚やパイプ・扉まで、同じ図面と見積書を見ながら確認すると話が具体的になります。
スマートフォンでは、表を左右にスクロールして確認できます。
| 候補となる収納 | 先に考えたい用途 | 図面・見積書で確認する点 |
|---|---|---|
| システムクローゼット | 個室で使う服や持ち物 | 内寸、長い服の高さ、引き出しと扉の干渉 |
| ウォークインクローゼット | 衣類をまとめて収納する場所 | 棚やパイプの配置、収納を除いた通路、出入口 |
| 玄関収納・シューズクローク | 靴、雨具、外で使う荷物 | 大きな荷物を入れる開口、床の仕上げ、掃除のしやすさ |
| 洗面まわりの収納・自在棚 | タオル、着替え、日用品 | 置くものの寸法、棚の調整範囲、使う人の手の届き方 |
| リビングまわりの収納 | 書類、文房具、家族の小物 | 使う場所との距離、扉の開閉、充電機器の扱い |
「ファミリークローゼット」は家族で使う収納、「ウォークインクローゼット」は人が中へ入れる収納を指します。使い方と形の違いなので、家族で使うウォークインクローゼットなら、どちらの呼び方にも当てはまります。呼び名より、誰が使うか、中に何を置くかを具体的に伝える方が、設計の相談は進めやすくなります。
わが家はファミクロと水回りを近くに
わが家のファミクロは、図面の左上にある脱衣・洗濯スペースの隣です。洗面は脱衣室と分けています。収納を単独の部屋として見るより、この水回りとの位置関係で見ると、使い方を想像しやすくなります。
洗濯は、洗濯機が止まったら終わりではありません。干す、乾いたか確かめる、取り込む、しまう。乾燥機を使う場合も、取り出してから収納する作業は残ります。水回りの近くに服の行き先があると、この最後の移動を短くする計画が立てられます。
近づけたいのは、洗濯の「最後のひと手間」
- 洗う・干す
脱衣・洗濯スペース
- 乾きを確かめる
乾いた服を取り込む
- しまう
近くのファミクロへ
わが家の配置で想定する家事の流れです。間取り図ではありません。
一条工務店の公式平屋プランにも、脱衣室の近くにクローゼットを設け、洗濯後の収納までをまとめる例があります。わが家とは別の参考プランですが、部屋の広さだけでなく、家事のつながりを見る手がかりになります。出典:一条工務店公式「平屋の間取りと性能」(2026年9月5日確認)
この配置なら、家族の普段着を近くにまとめる使い方が考えられます。一方で、季節物や仕事の服、子どもが自分で管理したいものまで、全部を同じ場所にする必要はありません。暮らし始めてから、取り出しやすさを見ながら分け方を調整する余地を残したいです。
家全体の配置は、わが家の平屋間取りと動線の記事にまとめています。玄関は図面の左側、主寝室は右上、子ども部屋2室は左下にあります。家族それぞれが個室から水回りへ向かう距離も、収納への行き来を考える手がかりになります。
収納を決める前の7つの確認
ここからは、図面を見ながら使える確認項目です。わが家の配置を出発点にしていますが、持ち物や洗濯の仕方は家庭ごとに違います。合うところを、自分の家の計画に置き換えてみてください。
まず今の服を数える
「4人家族なら何畳必要?」と聞きたくなりますが、同じ4人でも、掛ける服が多い家と畳む服が多い家では必要な収納が変わります。最初は、新しい収納のカタログより、今のクローゼットを開いてみる方が具体的です。
服は普段の出し入れができる間隔で掛け、横幅を測ります。長いコートの丈、衣装ケースの幅・奥行き・高さもメモしておきましょう。季節外の服、礼服、予備の寝具を別の場所にしまっているなら、その分も数えます。
たとえば、3か所に掛けている服の横幅が120cm、90cm、60cmなら、合計は270cmです。これは数え方の例で、わが家の実測値ではありません。この長さを出発点に、長い服と短い服を分けて、パイプの長さや高さを相談します。上下2段にする場合も、下の服が床やケースに触れないかまで見ておきたいです。
ケースは、収まるだけでなく、引き出しを最後まで開けられることも大切です。図面の寸法が壁の中心間なのか、収納の内寸なのかを設計者に確認し、扉や金物で狭くなる部分も見ます。収納用品のまとめ買いは、使える寸法が分かってからにしましょう。
収納部分と通路を分けて見る
ウォークイン型には、人が中へ入るためのスペースが必要です。同じ畳数でも、壁のどこに棚を付けるか、何か所に出入口をつくるかで、実際に収納できる量は違います。
図面に収納の奥行きを描き込み、残った部分を通路として見てみます。片側の服を取る人と、反対側の引き出しを開ける人が同時にいたらどうなるか。洗濯かごを持ったまま向きを変えられるか。部屋の中央に立てるだけでなく、ものを出す動作まで考えるのがポイントです。
通り抜けられる収納は便利そうに見えますが、出入口の分だけ棚を置ける壁が減ることもあります。回遊できることを優先するのか、収納量を優先するのか。どちらが正しいかではなく、普段通る回数と持ち物を比べて選びたいところです。
ファミクロに全部を集めない
ファミクロは、家族の衣類をまとめて扱いたいときに候補になります。ただ、家中の収納を一部屋へ集めると、その部屋へ行く用事も増えます。洗濯後にしまう人だけでなく、着る人、戻す人の動きも見ておきたいです。
たとえば、普段着はファミクロ、寝る前に使うものは寝室、学校や趣味の持ち物は個室へ。毎日使うものを優先して振り分け、出番の少ない季節物は別に考えると、普段の出し入れを邪魔しにくくなります。
わが家は主寝室が右上、子ども部屋2室が左下に分かれています。洗濯物をしまうには近くても、それぞれの部屋で着替えるなら、服を持っていく移動は残ります。「まとめると便利なもの」と「使う場所に置いた方がよいもの」を分けることで、洗濯する人だけでなく、家族みんなの使いやすさも考えられます。
洗面と脱衣の使い方を分ける
わが家は洗面と脱衣を分けています。誰かが着替えている間にも洗面を使える配置ですが、収納するものまで一緒に考えないと、部屋を分けた良さを生かしにくくなります。
入浴後に使うタオルや着替えと、朝使う歯ブラシや身支度の道具。何をどちらに置けば、ほかの人がいる部屋へ取りに戻らずに済むかを書き出します。タオルも、手拭き用と入浴用では使う場所が違いますよね。
脱衣室には、洗濯かごや一時的に置く服の場所も必要です。収納の扉を開けるために毎回かごを動かすようなら、ちょっとした手間が増えます。空の部屋としてではなく、実際にものが置かれた状態で通路を確認します。
近さと湿気対策を一緒に考える
脱衣・洗濯スペースとファミクロを近づけても、「隣だから乾きやすい」「床暖房があるから湿気は気にしなくてよい」とは言えません。実際の乾き方は、洗濯量や干し方、換気・空調などの条件で変わります。
室内干しをするなら、物干しの位置だけでなく、衣類を掛けたときの間隔、ドアの開閉、空気の通り道も設計者と確認します。除湿機などを置く場合は、置き場や電源、排水の扱いも相談しておくと、後から通路をふさがずに済みます。
わが家の乾燥時間やファミクロの湿度は、まだ測っていません。入居後は、洗濯物の量と干し方も記録しながら確かめたいと思っています。「近くて運びやすい」と「きちんと乾かして収納できる」は、別々に確認するつもりです。
玄関から持ち込む荷物も考える
収納を衣類だけで考えていると、帰宅したときの荷物が抜けやすくなります。上着、かばん、買い物袋、雨具。玄関を入って最初に何を置くか、その次にどこへ向かうかを順番に見てみます。
濡れた雨具と、洗濯して乾かした服を、同じ扱いにする必要はありません。玄関側で置くもの、居室まで持っていくものを分けると、ファミクロに何でも持ち込まずに計画できます。
収納の位置を決めるときは、荷物を一つ持って歩く場面を想像すると分かりやすいです。靴を脱ぐ前に使いたい収納なのか、室内から使う収納なのか。両方から入れることが本当に必要なのか。見た目のすっきり感とは別に、足元の動きも確認します。
成長に合わせて変えられる収納に
子どもが小さい時期は、親が服をまとめて管理する方が都合のよい家庭もあると思います。でも、その使い方がずっと続くとは限りません。自分の部屋で着替えたい、自分のものは自分でしまいたい。成長に合わせて収納の使い方も変わります。
わが家にも子ども部屋が2室あります。ファミクロがあるから個室の収納は不要、と最初から決めつけず、将来どこに服や持ち物を移せるかまで見ておきたいです。
棚板を動かせるか、パイプの高さを変えられるか、置き家具を使うなら出入口や通路をふさがないか。今ぴったり収まることに加えて、使い方が変わったときに調整できるかも、仕様を選ぶ判断材料になります。変更できる範囲は、採用する収納ごとに確認してください。
キッチン収納は採用品で考え直す
家全体の収納計画でも、キッチンは少し分けて考えています。わが家は一条工務店のオリジナルキッチンではなく、クリナップのCENTRO(セントロ)を選びました。
レイアウトはシンク側とコンロ側が分かれたⅡ型です。当時選べた一条工務店のキッチンのデザインが妻の好みに合わず、妻が気に入る見た目を重視して、他社製を採用しました。

写真の手前がシンク側、奥がコンロ側です。収納場所を考えるときは、この2列を分けて見ると整理しやすくなります。引き出しの内寸はまだ記事で紹介できる状態ではないので、収納用品のサイズは実測してからお伝えします。
置き場所の候補としては、野菜を洗うときに使うざるやボウルはシンク側、加熱調理で使う鍋やフライパンはコンロ側が考えられます。食器は配膳と片付けのどちらからも取りやすい場所へ。まず使う作業から候補を決めて、実際の引き出しに収まるかを見ていく順番です。
Ⅱ型では、向かい合う引き出しを開けたときや、食洗機などの扉を開けたときに通れるかも確認します。他社製を選ぶ場合は、一条オリジナルの収納実例とは棚や引き出しの寸法が異なるので、同じ収納用品が使えると思い込まないことも大切です。
設計者へ渡す収納メモ
気に入った収納の写真に、次のメモを添えて相談すると、見た目だけでなく用途も伝えられます。分からない項目は空欄のままで大丈夫。そのまま、打ち合わせで聞きたいことのリストになります。
コピーして使える収納チェックリスト
- □ しまいたいものと、今の量を書いた
- □ 持ち込むケース・家電・大きな荷物の寸法を測った
- □ 誰が、いつ、どこで使うものかを分けた
- □ 扉・引き出しを開けても通れるか確認した
- □ 洗濯後に収納するまでの移動を確認した
- □ 脱衣中の人がいても必要なものを取れるか考えた
- □ 室内干しと収納を近づける場合の換気・乾燥方法を相談した
- □ 標準に含む範囲と追加費用を見積書で確認した
- □ 子どもの成長後に使い方を変えられるか確認した
- □ 入居後に内寸を測ってから買うものを分けた
「この写真と同じ収納が欲しい」に、「洗濯した服を各部屋へ配る移動を減らしたい」「背の高い掃除道具をしまいたい」などの目的を添えてみてください。同じ形が難しくても、別の方法で希望に近づけられるか相談できます。
金額も、収納本体だけでなく、面積や建具を変更した場合に見積もり全体がどう変わるかまで確認したいです。SNSの金額を自分の家の確定額にせず、変更前後の差額を出してもらうと判断しやすくなります。
要望のまとめ方は、一条工務店の打ち合わせで準備したいことも参考にしてください。収納だけでなく、照明や家具の置き方も一緒に相談できます。
収納計画でよくある質問
最後に、収納の広さや標準仕様について迷いやすい点をまとめます。
一条工務店の収納はすべて標準ですか?
すべて同じ条件で標準とは限りません。商品タイプや建築条件、収納のシリーズによって仕様が異なります。採用したい場所・サイズ・内部仕様を図面と見積書で確認してください。
4人家族のファミクロは何畳必要ですか?
人数だけでは決められません。掛ける服の量、衣装ケースの寸法、季節物を置くか、室内で着替えるかによって変わります。まず今の持ち物を測り、収納部分と通路を分けて必要な広さを考えます。
ファミクロと個室の収納は両方必要ですか?
一律に両方必要とは言えません。家族で管理する普段着と、個人で使う服や持ち物をどう分けたいかで判断します。子どもの成長後に収納先を変えられるかも確認しておくと、使い方を調整しやすくなります。
脱衣室の隣にファミクロを置いても大丈夫ですか?
近い配置には洗濯後の移動を短くできる利点がありますが、乾燥・換気や出入口の計画も必要です。近いだけで湿気の心配がなくなるわけではありません。わが家でも、入居後に洗濯物の乾き方や湿度を確かめる予定です。
収納ケースは入居前に買ってよいですか?
設置する収納の内寸や開口、棚・金物の位置まで確かめられる場合は検討できます。まだ確認できないなら、まとめ買いは待つ方が安心です。今のケースを使う予定なら、その外寸を設計者へ伝えておきます。
まずは収納の中身を決めよう
わが家は、約33坪の平屋にファミクロを設け、脱衣・洗濯スペースと近づけました。この配置を生かせるかどうかは、何をそこへしまい、家族がどう使うかにもかかっています。
今あるものを測る。使う場所を決める。出し入れする動きを確かめる。気に入った写真に、この3つを添えて設計者へ渡してみてください。写真で見て「広そう」と感じた収納が、自分たちにも使いやすそうか、判断しやすくなります。
入居後は、実際に服をしまった写真や家族の使い方も追記していきます。住んでから変えたことも、ここに残していきたいです。
これから一条工務店を検討する方には、紹介相談の対象条件と手続きもまとめています。収納や間取りで気になることを書き出したら、家づくりを始める前の確認にお役立てください。
OWNER REFERRAL
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